Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

東京オリンピック、フィンランド選手団の成績

東京オリンピックが終わりました。


日本人選手団の活躍については、連日テレビ等で報じられ、私もそれなりに見ていました。


それよりも、このブログは「Suomiな気分で」なので、フィンランド選手団の結果についてまとめたものがあれば見てみようと、オリンピック終了後にHSのサイトをチェックしました。


そうしたら、9日付けのHSのサイトで、こんな見出しを見つけました。


Näin Suomi urheili Tokiossa
Suomen menestys Tokion olympialaisissa oli kahdella mitalilla ja kuudella pistesijalla selvästi parempi kuin Riossa 2016. Norja nousi ryminällä myös kesäolympialaisissa.
東京でフィンランドはこのように競技した。
東京オリンピックにおいて、フィンランドの成績は2つのメダルと6の入賞で、2016年のリオ大会よりも明らかに優れていた。ノルウェーは夏期オリンピックで轟音をたてて上昇した。


ここで、ノルウェーが"nousi ruminällä(轟音をたてて上昇した)"と、まるでロケットの発射のような表現をしています。これに関して記事ではこのように述べられています。


Norja oli Rioon verrattuna vahva nousija, ja kulta­mitalien määrässä laskettuna paras Pohjois­maa. Riossa se sai vain neljä pronssia.
ノルウェーはリオ大会と比べると力強い上昇者であり、金メダルの数で数えると最多の北欧国であった。リオでは銅メダル4個を獲得しただけだった。


とあり、ノルウェーがリオと比べてメダル獲得で大躍進したことを"nousi ruminällä"と表現したのでしょう。


見出しをクリックして記事に進むと、フィンランド選手団の結果がまとめてありました。


SUOMI pärjäsi Tokion olympiakisoissa paremmin kuin Riossa vuonna 2016, mutta pysyi edelleen huonoimpana Pohjois­maana, jos Islantia ei lasketa.
東京オリンピックにおいて、フィンランドは2016年のリオ大会よりも優れた結果だった。しかし、もしアイスランドが下でなかったら、最低の北欧の国で終わった。


Kokonaisuudessaan suomalaiset urheilivat pirteästi, vaikka mitalisaalis jäi laihaksi.
全体としてフィンランド人は健闘した。メダル獲得が薄くなっていったとしても。


Tokiosta suomalaiset palasivat kolmannen kerran peräkkäin ilman kesä­olympialaisten kulta­mitalia. Haulikko­ampuja Satu Mäkelä-Nummelan voitosta on kolmetoista vuotta.
東京からフィンランド選手は3回続けて夏期オリンピックの金メダルなしで戻ってきた。クレー射撃選手であるサトゥ・マケラ=ヌンメラ選手の優勝(北京オリンピックの女子トラップにおいて金メダルを獲得)から13年たっている。


Rioon verrattuna mitalimäärä tuplaantui, kun pronsseja tuli kaksi: Matti Mattsson uinnissa ja Mira Potkonen nyrkkeilyssä.
競泳(200メートル平泳ぎ)でのマッティ・マットソン選手とボクシング(女子60 kg)でのミラ・ポトコネン選手:銅メダルが2つになったことで、リオ大会と比べてメダルの数は2倍になった。


Pistesijoja – sijoittuminen lajissaan kahdeksan parhaan joukkoon –tuli kuusi: Eetu Kallioinen skeetissä, Arvi Savolainen painissa, Tuula Tenkanen purjehduksessa, Topi Raitanen, Lassi Etelätalo ja Wilma Murto yleis­urheilussa.
入賞―その種目でベスト8のグループにランクインすること―は6だった:スキート射撃(だ男子)のエートゥ・カッリオイネン選手、レスリング(男子97 kg)のアルビ・サボライネン選手、セーリング(レーザーラジアル級女子)のトゥーラ・テンカネン選手、そして陸上競技のトピ・ライタネン選手(男子3000m障害)、ラッシ・エテラタロ選手(男子やり投げ)、ウィルマ・ムルト選手(女子棒高跳び)である。


※"pistesijoja<pistesija"を「入賞」としましたが、fi.wikipediaで調べると、以下にあるように順位に応じてポイントが与えられるようです。
Pistesija on kilpailuissa sijoitus, joka oikeuttaa pisteiden saamiseen. Yleisurheilussa sillä tarkoitetaan sijoja 4.–8., jotka seuraavat mitalisijojen jälkeen.  Yleisurheilun Suomi–Ruotsi-maaottelussa lajeista jaetaan pisteitä sijoitusten mukaan kaavalla 7-5-4-3-2-1. Viesteissä voittajamaa saa 5 ja häviäjä 2 pistettä. Ilman tulosta jääneille ei pisteitä jaeta.
"Pistesija"とは競技において、ポイントを受け取る資格を与える順位である。陸上競技では、メダルの順位に続く4~8位を意味する。陸上競技のフィンランドースウェーデン対抗戦では種目について順位に応じて7-5-4-3-2-1のパターンでポイントが与えられる。リレーでは勝った国が5,敗者が2ポイントを獲得する。記録無しで終わった者にはポイントは与えられない。


ところで、オリンピックで獲得したポイントが今後の競技活動でどのように影響するかは調べてありません。


記事に戻ります。


Riossa pisteille ylsi kaksi urheilijaa, Tenkanen ja Antti Ruuskanen. 
 リオ大会では2人の選手が入賞に届いた、テンカネン選手とアンッティ・ルースカネン選手(陸上競技)である。


POHJOISMAISTEN keskinäisessä vertailussa vain ilman mitalia jäänyt Islanti oli Suomen takana.
北欧諸国相互の比較において、フィンランドの後方だったのはメダル無しで終わったアイスランドだった。


このあと、記事では入賞に届かなかった選手も含め、種目別にコメントが述べられていますが、長くて読み切れないので省略します。


リオ大会で銅メダルに輝いた女子ボクシングのミラ・ポトコネン選手は、その年の独立記念日の祝賀会に招かれています。同じ流れでいくと、今年の祝賀会には2人のメダリストが招待されることになりますが、どうなるでしょう。

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