Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

ヘルシンキ中央駅の大改装

あけましておめでとうございます。今日、仕事始めの人も多いことでしょう。
このブログも今日、新年初投稿です。


今回はヘルシンキ中央駅の改装の話題です。
以前、Wordpressのブログで中央駅直結の巨大ホテルの建設の話題を紹介しました。
今回は中央駅の切符売り場の話題です。


「切符売り場」としましたが、HSの記事のなかで"lippuhalli"と表現されるように「ホール」です。


ところで、私は2回だけ中央駅のlippuhalliでVRの乗車券を購入したことがあります。
2010年、タンペレまでのペンドリーノの乗車券を買いました。このときは、あらかじめVRのホームページで乗車する列車を調べておき、紙に乗車日、行き先、列車名を書いて、窓口でそれを見せて買いました。
2015年、アイノラに行ったときのことです。自動券売機で購入したほうが安かったのですが、残念ながら窓口で買うことになってしまいました。このときのことはWordpressブログ「Ainolaへ」に書いてありますので、なぜ窓口で買わなければならなくなったのか知りたい人はアクセスしてみてください。


私にとっても思い出深い(?)中央駅のlippuhalli、そこをレストランに改装するということになったそうです。12月10日のHSのサイトにアップされた記事から、要点を紹介します。


記事によれば、ヘルシンキ中央駅の乗車券売り場の場所に、近い将来、カフェとレストランができ、中央駅のサービスポイントは12月10日に西側の新しい場所に移るそうです。そのカフェ・レストランはテラス付きだそうです。


そして、中央ホールの6角形をした売店(フィン語では"mutterikioski")の後方には、新しいビジネススーペスができるそうです。


VRグループのプロジェクトリーダーであるヤニ・ヤースケライネン(Jani Jääskeläinen)さんによれば、この計画は、建築物遺産が保護され、独特な建築物に新しい機能を合わせるられるよう、Museovirasto(英語でFinnish Heritage Agency:フィンランド遺産庁)との中身の濃い共同事業において計画されているそうです。


フィンランドでは鉄道の乗車券はネットで購入して、スマホの画面で車掌に見せるようになっているので、広い切符売り場は必要がないということでしょう。ただ、完全に無くすわけにはいかないので、小規模ながらサービスポイント(記事では"palvelupiste")として残すということなのでしょう。旅行者にとっては対面で乗車券を購入する機会が残れば…と思っているのですが、どうなるでしょうか。

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