Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

ヘルシンキの冬のハイキングコース(その1)

1月4日、3が日さぼっていたフィンランド語の学習を再開しようと、さっそくHSのサイトを覗いていると、こんな見出しが目にとまりました。


Pääkaupunkiseutu on täynnä kiinnostavia retkipaikkoja – Tutustu ainakin näihin 12 ulkoilukohteeseen
首都地域は興味深いピクニックの場所であふれている―少なくともこれら12箇所のアウトドアレクリエーションの対象場所を訪れてみなさい。


冬、室内で過ごすのもいいですが、昼が少しずつ長くなっていく中、そろそろ外に出て活動してはどうですか?とHSが勧めているように見えます。
見出しに「首都地域」とありますが、記事ではヘルシンキに加えて周辺のエスポーやヴァンターを含めた地域の計12箇所を紹介しています。ここではヘルシンキ地区の4箇所を紹介しましょう。


Uutelan kota, Uutelantie 30.
ウーテラのとんがり屋根のコテージ、ウーテラ通り30
※ここで"kota"はwebxion.orgには"tipi-like hut(ティピのような小屋)"とあります。さらにティピを調べると(アメリカインディアンの)テント(小屋)、柱と毛皮や樹皮から成る円すい形の可動住居とありました。Uutelan kotaの画像も参考にして「とんがり屋根のコテージ」としました。
Uutelan ulkoilureiteillä reippaileva voi viikonloppuisin suunnata lämmittelemään ja nauttimaan eväitä Särkkäniemeen Uutelan kodalle. Kodassa on tulisija, jossa voi paistaa makkaraa, lämmitellä ruokia ja grillata vaikka vaahtokarkkeja. Kotaa pitävät auki kotakummit lauantaisin ja sunnuntaisin ainakin klo 12–15. Tarkka tieto aukioloajoista kannattaa tarkistaa ennen retkeä Uutelan kodan Facebook-sivulta. Kota sijaitsee Skatan tilan vieressä.
ウーテラのアウトドアレクリエーションのルートで屋外のアクティビティーを楽しむ人は、週末に暖まったりピクニックランチを楽しみに、サルッカニエミのウーテラのとんがり屋根のコテージを目指すことができる。そのコテージには暖炉がある。そこでソーセージをあぶったり、料理を温めたり、たとえばマシュマロを焼いたりもできる。コテージの名づけ親はコテージを土曜と日曜の少なくとも12~15時は開けている。開場時間についての正確な情報はハイキングの前に、ウーテラのコテージのフェイスブックで調べるべきである。コテージはスカタ農場の隣にある。


Maunulan maja, Metsäläntie 9.
マウヌラのロッジ、メッツァラ通り9。
Maunulan ulkoilumajalla pääsee levähtämään, istuskelemaan kahvilassa ja tutkiskelemaan reittivaihtoehtoja. Tarjolla on itse leivottuja herkkuja myös gluteenittomina ja vegaanisina. Saunassa voi pestä pois kävellessä tai hiihtäessä hankitut hiet. Puulämmitteisen saunan avoimet lenkkivuorot ovat keskiviikkoisin (miehet klo 16–18.30 ja naiset klo 18.30–20). Kahvio on auki ke klo 13–19, to klo 16–19, la ja su klo 10–16.
マウヌラのロッジでは、休憩をとったり、カフェで座ってくつろいだり、コースの選択肢を調べたりできる。グルテンフリーやビーガン向けの自家製の焼き菓子も提供されている。サウナでは、ウォーキングやスキーをした後で、かいた汗を洗い流すことができる。木で温めたサウナが開いている順番は水曜日(男性は16~18:30、女性は18:30~20:00)である。カフェテリアは水曜の13~19時、土日の10~16時にオープンしている。


長くなりましたので、残り2箇所は次回にします。
今回紹介した2箇所とも市中心部からは少し距離がありますので、歩いて行くと時間がかかると思います。
2番目のMaunulaはKeskuspuisto(セントラルパーク)でのアクティビティーの休憩場所になりそうですが、Keskuspuistoについては、2016年の夏にジョギングをしました。そのようすはWordpressのブログの「ヘルシンキ ジョギング事情 その2~健脚編(投稿は2017年7月)」で紹介しましたので興味のある人はアクセスしてみてください。

ボトル用ブラシを飲み込んでしまった魚

前回に引き続き、昨年12月にHSのサイトでチェックした記事から紹介します。


今回はヘルシンキ水族館「Sea Life」、私はまだ見学したことはありませんが、そこで飼育されている"meriahven"の話題です。


"meriahven"、英語では"sea bass"、goo辞書では「ハタ・スズキ・アラなどハタ科の海魚の総称」とありました。ヘルシンキ水族館では"Mikko(ミッコ)"という愛称で親しまれているそうです。


ミッコは、ある日、長さ35cmもあるボトル洗い用のブラシを飲み込んでしまいます。


12月18日のHSのサイトに記事がアップされました。とても長いので全文を読む気力がなかったのですが、ニュース動画もアップされていて、その字幕を書き取って日本語にしてみました。


Tämä tässä on meriahven Mikko, joka asuu akvaariossa Helsingin Sea Lifessa.
ここに写っているのはヘルシンキ水族館「Sea Life」に飼育されているミッコとう名のハタ科の海魚である。
Mikko painaa noin 15 kiloa ja on lähes metrin pitkä.
ミッコは重さが約15キロで体長は1mほどである。
Ja tämän esineen Mikko päätti syödä;
そして、ミッコはこの物体を食べると決めた。
Kala oli pakko nukuttaa, jotta pulloharja saatiin pois sen sisältä.
体内からボトルブラシを外に出すために、その魚を眠らせる必要があった。
Mikko vaikuttaa selvinneen koettelemuksesta hyvin ja elämä jatkuu.
ミッコはその試練をうまく乗り越えたようで、生き続けている。


動画にはミッコが飲み込んだブラシも写っています。ブラシの柄の先が口からはみ出したままで泳いでいるミッコの映像は、見ていてかわいそうに思いました。この動画、HSのサイトからの検索ページ(トップページの"Haku""をクリックするとジャンプします)に記事の見出し"Suomen vihaisin kala Mikko-meriahven söi 35-senttisen pulloharjan"をコピペして検索すると見ることができます。

ヘルシンキ中央駅の大改装

あけましておめでとうございます。今日、仕事始めの人も多いことでしょう。
このブログも今日、新年初投稿です。


今回はヘルシンキ中央駅の改装の話題です。
以前、Wordpressのブログで中央駅直結の巨大ホテルの建設の話題を紹介しました。
今回は中央駅の切符売り場の話題です。


「切符売り場」としましたが、HSの記事のなかで"lippuhalli"と表現されるように「ホール」です。


ところで、私は2回だけ中央駅のlippuhalliでVRの乗車券を購入したことがあります。
2010年、タンペレまでのペンドリーノの乗車券を買いました。このときは、あらかじめVRのホームページで乗車する列車を調べておき、紙に乗車日、行き先、列車名を書いて、窓口でそれを見せて買いました。
2015年、アイノラに行ったときのことです。自動券売機で購入したほうが安かったのですが、残念ながら窓口で買うことになってしまいました。このときのことはWordpressブログ「Ainolaへ」に書いてありますので、なぜ窓口で買わなければならなくなったのか知りたい人はアクセスしてみてください。


私にとっても思い出深い(?)中央駅のlippuhalli、そこをレストランに改装するということになったそうです。12月10日のHSのサイトにアップされた記事から、要点を紹介します。


記事によれば、ヘルシンキ中央駅の乗車券売り場の場所に、近い将来、カフェとレストランができ、中央駅のサービスポイントは12月10日に西側の新しい場所に移るそうです。そのカフェ・レストランはテラス付きだそうです。


そして、中央ホールの6角形をした売店(フィン語では"mutterikioski")の後方には、新しいビジネススーペスができるそうです。


VRグループのプロジェクトリーダーであるヤニ・ヤースケライネン(Jani Jääskeläinen)さんによれば、この計画は、建築物遺産が保護され、独特な建築物に新しい機能を合わせるられるよう、Museovirasto(英語でFinnish Heritage Agency:フィンランド遺産庁)との中身の濃い共同事業において計画されているそうです。


フィンランドでは鉄道の乗車券はネットで購入して、スマホの画面で車掌に見せるようになっているので、広い切符売り場は必要がないということでしょう。ただ、完全に無くすわけにはいかないので、小規模ながらサービスポイント(記事では"palvelupiste")として残すということなのでしょう。旅行者にとっては対面で乗車券を購入する機会が残れば…と思っているのですが、どうなるでしょうか。