Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

ヴァンター空港の新ターミナルがベルサイユ賞を受賞

新年早々なので、おめでたい話題をということで、昨年末12月27日付けのHSの記事を紹介します。


Helsinki-Vantaan lentoaseman luonnosta ammentava arkkitehtuuri palkittiin
ヘルシンキ-ヴァンター空港にある自然から影響を受けた建築物が受賞した
※文字通りでは「賞を授ける」の受動態ですが、賞を「受ける」としました。


という見出しの記事です。


授与されたのはベルサイユ賞(フランス語: Prix Versailles、日本語: プリ・ベルサイユ)という賞です。この賞は、everybodywikiによれば、2015年に初まり、商業建築に毎年授与される賞で、店舗、ホテル、レストランの建築の世界賞に値する賞だそうです。


では、記事本文に移ります。


HELSINKI-VANTAAN lentoaseman suomalaisesta luonnosta ammentava uusi terminaalirakennus on palkittu kansainvälisesti arvostetussa Prix Versailles 2022 -arkkitehtuuri ja design-kilpailussa.
ヘルシンキ-ヴァンター空港にあるフィンランドの自然から影響を受けた新しいターミナルが国際的に高く評価されたベルサイユ賞2022の建築とデザインのコンテストで受賞した。


Suomen suurin lentoasema sai erityispalkinnon sisätilojen suunnittelusta.
フィンランド最大の空港はインテリアのデザイン(内装評価)で特別賞を受けた。


Luonto näkyy rakennuksen sisällä esimerkiksi aaltoilevassa puukatossa ja Luoto-nimisessä kiviasetelmassa.
この建築物の中の、例えば波打つ木の屋根やルオトと名づけられた石組みに自然が見える。


Lentoasemayhtiö Finavian mukaan terminaalissa on kiinnitetty huomiota kotimaisiin materiaaleihin, energiaa säästäviin ratkaisuihin ja rakentamisen hiilijalanjäljen vähentämiseen.
空港会社のフィナヴィアによれば、このターミナルでは国産の材料、エネルギーを節約する解決方法、そしてに建築のカーボンフットプリントを減らすことに注意が向けられた。


KANSAINVÄLISESTI arvostettu Prix Versailles -arkkitehtuurikilpailu järjestetään vuosittain. Voitto tuli nyt ensimmäistä kertaa Suomeen.
国際的に高く評価されたベルサイユ賞建築コンクールは毎年開催される。偉業は今、初めてフィンランドにもたらされた。


Tuomaristo korosti tänä vuonna valinnoissaan innovatiivisuutta, luovuutta, kotimaisuutta ja ekologisuutta.
審査員は今年の選考では革新性、創造性、自国性、そして環境へのやさしさを強調した。


Palkinnot julkistettiin Unescon pääkonttorissa Pariisissa 19. joulukuuta.
賞は12月19日、パリのユネスコ本部で発表された。


Helsinki-Vantaan uuden lähtö- ja tuloaulan on suunnitellut arkkitehtitoimisto Ala. Rakennus otettiin käyttöön joulukuussa 2021.
ヘルシンキ-ヴァンター空港の新しい出発、到着ロビーは建築事務所であるAlaが設計した。建物は2021年12月に運用を始めた。


記事にも画像が添付されていますが、"Helsinki-Vantaan uuden lähtö- ja tuloaula"で画像検索すると様々な角度からの画像を見ることができます。興味があったら試してみてください。


私が最後にフィンランドを旅行した2016年以来、このヴァンター空港をはじめ、ヘルシンキの街もずいぶんと変わっていると思います。


こういった記事を読むと、変わった景色を自分の目で確かめてみたい気持ちになります。


コロナによる入国制限が緩和され、海外旅行の広告も見られるようになりましたが、円安や燃油高のためか高価で、まだ気軽に旅行しようという気になれないのが現実です。

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