Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

OSO18駆除のニュースをフィン語で読む

(ヒグマ、photoACより)


先日、北海道で牛66頭を次々と襲ったヒグマ、OSO18が駆除されていたというニュースがありました。


8月22日付のHSのサイトにも
Metsästäjät ampuivat vuosia jahdatun Ninja-karhun
という見出しで記事がアップされていましたので、読んでみました。


見出しを日本語になおすと、
ハンターたちは、何年も追いかけられていた忍者グマを撃ち殺した。
となります。「忍者グマ」とはOSO18の通称だそうです。


JAPANILAISET metsästäjät ampuivat maan pohjoisella Hokkaidon saarella Ninjaksi nimetyn ruskeakarhun, jonka uskotaan hyökänneen ainakin 66 lehmän kimppuun, kertoivat japanilaisviranomaiset uutistoimisto AFP:n mukaan.
AFP通信社によれば、日本の役所(日本のニュースによれば北海道釧路総合振興局)は「日本人のハンターたちが、国の北部にある北海道で、少なくとも66頭の牛を襲ったと信じられている「忍者」と名づけられたヒグマを撃ち殺した。」と発表した。


Myös OSO18- nimellä tunnetun karhun uskotaan hyökänneen Hokkaidon harvaan asutuissa pohjoisosissa karjaeläinten kimppuun jo vuodesta 2019 lähtien.
OSO18という名前でもよく知られているクマは、2019年からすでに北海道の人がまばららに住んでいる北部地方で家畜を襲ったと信じられている。


Viranomaisten mukaan alueella paljon huomiota herättänyt karhu on onnistunut vuosien ajan välttelemään metsästäjiä.
役所によれば、その地域で注目の的となったそのクマは、何年もの間、うまくハンターを避けていた。


AFP:n mukaan karhu oli hyökännyt ainakin 66 lypsylehmän kimppuun kuitenkaan näitä syömättä. Kohteeksi joutuneista lehmistä noin puolet kuoli. Karhun käytös on hämmentänyt asiantuntijoita.
AFPによれば、そのクマは少なくとも66頭の乳牛を襲ったが、それらを食べなかった。(攻撃の)対象となってしまった牛のうち、およそ半数は死んだ。そのクマの行動は専門家たちを惑わせた。


METSÄSTÄJIEN onnistui ampua karhu heinäkuun lopulla.
7月の末、ハンターらはどうにかそのクマを撃ち殺すことができた。


※ここで、文法解説 
主語(主格) onnistua + tekemään ~
主語(属格) onnistuu + 第一不定詞 (その目的語は属格をとれない)
という2つの用法があることがわかりました。私の紙の辞書では、後者は"manage to do(
なんとか~する、どうにか~する)"という意味になっています。


”Ruskeakarhua metsästettiin 30. heinäkuuta ja useat analyysit, mukaan lukien dna-testit, vahvistavat, että kyseessä oli OSO18”, Hokkaidon aluehallinnon viranomainen Tadayoshi Takeda vahvisti AFP:lle tiistaina.
火曜日(8月22日)北海道庁の役人である武田忠義さんは「そのヒグマは7月30日に狩猟され、DNA検査を含む多くの分析の結果、OSO18であることが確認された。」と強調した。


”Olen varma, että paikalliset asukkaat ovat helpottuneita kuullessaan tämän uutisen”, Takeda sanoo.
武田さんは、「その場所の住人たちは、このニュースを聞いてほっとしている。」と話している。


AFP:n mukaan Japanin ruskeakarhut elävät ainoastaan Hokkaidon saarella. Niiden populaation arvellaan olevan noin 12 000 yksilöä, ja kanta on kasvamaan päin.
AFPによれば、日本のヒグマは北海道にだけ生息している。その数はおよそ12000頭と推定されており、頭数は増加の方向にある。


という内容の記事ですが、HSのサイトに、はるか遠くの日本の1頭のヒグマの記事がアップされたということが不思議に思えました。

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