Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

フィンランドの定番・サーモンのスープ、どこが美味?(その2)

前回の続きで、HSの記者が試食したサーモンのスープについて紹介します。


まず、ヘルシンキ中心部からは離れていますが、Vuosaari地区のUutelantie(ウーテラ通り) 1にある Kahvila Kampela(カフェ・カンペラ)のサーモンのスープです。営業時間は、月曜~日曜の10時~18時、お値段は11ユーロです。


Retkifiilistä merimaisemassa
海の風景のなかでピクニック気分を
Monen hehkuttamaa Vuosaaren Kampelan lohikeittoa saa kermaisella ja kirkkaalla liemellä. Näkkäri ja tumma leipä lepäävät liinan alla linjastolla. Keiton lohi on viljeltyä norjalaista ja saapunut samana päivänä (torstaina). Kirkas liemi on polttavan kuumaa. Kala on läpikypsää ja täten jo osittain hiutaleina ja narskuu hampaissa. Perunat ovat kuorittuja ja melko mauttomia. Miljöö, ystävällinen palvelu ja kotikalja nostavat kokemuksen tasoa. Keitossa maistuu sunnuntaireippailu ulkoilmassa.
クリーミーで澄んだスープストックで多くの人が感激しているヴオサーリのカンペラのサーモンのスープをいただく。ハードタイプのライ麦パンや黒パンが(ビュフェの)ラインのリンネルの下で休んでいる。スープのサーモンは養殖されたノルウェー産のもので、当日(木曜日)に入荷した。澄んだスープストックはやけどするほど熱い。魚はじゅうぶんに熟成されており、それゆえにすでに部分的にフレーク状になっていて、歯ですりつぶせる。ジャガイモは皮がむかれており、味がまったくしない。セッティング、親切なサービス、自家醸造のビールは経験のレベルを上げている。そのスープには日曜日のアウトドア・アクティビティの味がする。


2軒目は旅行ガイドブックでも有名な南エスプラナーディ通りにあるKappeli(カッペリ)です。営業時間は月曜~日曜の10時~23時、予算はメイン料理として17.90ユーロです。


Vanhalla reseptillä
古くからのレシピで
Valkoiset pöytäliinat ja alkusamppanjat kuuluvat paikan lounaskattaukseen. “Vanhan reseptin” lohikeitto tarjotaan tuoreen tillin ja paahdetun saaristolaisleivän kanssa. Liemi on polttavan kuumaa, lohi ylikypsää ja kumista. Kuorettomat perunat ovat osittain hakkelusta ja tuntuvat teollisilta. Kalan tuoreudesta ei osata kertoa varmuudella, ”sitä tulee vähintään joka toinen päivä”. Pöytiin tarjoilusta ja hyvästä palvelusta maksaa, mutta keitto on hämmentävän mitäänsanomaton.
真っ白なテープルクロスと食前酒のシャンパンがその場所のランチのセッティングにある。「古くからのレシピ」のサーモンのスープが、新鮮なディルとサーリストライスレイパ(画像で見たところライ麦パンに似ている)のトーストともに提供される。スープストックはやけどするほど熱く、サーモンは熟成が過ぎ硬くて噛みにくい。皮をむいたジャガイモが、ところどころ細かくなっており工業的にみえる。魚の鮮度について、「それは少なくとも1日おきに入荷する」とは確信をもって言うことはできない。テーブルへの提供とすばらしいサービスには支払うが、スープは不可解でこれといって特徴がない。


最後に紹介するのは、カンピセンター内にあるFisken på disken(フィスケン・ポ・ディスケン)です。営業時間は、月曜が11時~16時、火曜~金曜が 11時~15時と16時~21時, 土曜が12時~21時です。予算はランチタイムで16.20 ユーロ、ディナーでは22 ユーロです。


Savuinen herkkukeitto
燻製のふくよかな香りがする美味なスープ
Fisken på disken kuuluu saman perheyrityksen omistukseen kuin legendaarinen Merimakasiini. Lohikeitto on täällä The Lohikeitto. Savuisa liemi kaadetaan asiakkaan edessä lohifileen ja pienten, kuorellisten perunoiden päälle. Confit-kypsennetyn lohen mehukkuus, maukkaat perunat ja savuisuus erottavat lohikeiton muista lounassopista. Kalan tuoreuden maistaa. Se on nostettu edellispäivänä Ahvenanmaalla, mutta ennen kaikkea valmistettu raaka-ainetta kunnioittaen.
フィスケン・ポ・ディスケンは伝説のメリマカシーニ(Hietalahdenranta 14にあるシーフードレストラン)と同じ家族経営会社の所有に属している。ここではサーモンのスープは"The Lohikeitto”である。燻製のふくよかな香りがするスープストックがサーモンのフィレと小さい皮をむいたジャガイモの上に客の前で注がれる。コンフィ(フランス料理の調理法のひとつ)されたサーモンのジューシーさ、風味の良いジャガイモ、そして燻製のふくよかな香りがこのサーモンのスープを他のランチのスープと別なものにしている。魚の鮮度を試した。それは前日にオーランド諸島で引き上げられたが、何よりも材料に敬意を表してつくられていた。


以上です。


個人的に興味を持ったのはFisken på diskenのスープで、サーモンが燻製にしてあることと、客の目の前でスープが注がれるという演出です。これは体験してみたいと思いました。


今回もサーモンのスープの写真を載せましょう。

2010年の8月、ロバニエミ駅の食堂で夕食を摂ったときのものです。ピザとサーモンのスープとビールをそれぞれ単品で注文しました。


その後、サンタクロース・エクスプレスに乗車しました。ついでにサボの写真も載せます。

途中停車駅がオウルとタンペレであることが示されています。写真を見て気がついたのですが、サボの上がトイレの窓になっているらしくロールペーパーが3個置かれているのに興ざめしました。

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