Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

ヘルシンキでラーメン。どこで食べる?(その3)

私のWordpressのブログでアクセス数が多い投稿に「ヘルシンキでラーメン。どこで食べる?」があります。これは昨年の4月にHSのNytというコーナーに載った記事の要旨を紹介したもので、その1が北エスプラナーディ通りにあるAKAとオリジナルソコスホテルの向かいの建物内にあるMomotokoを、その2はヒエタラハティのマーケットホールにあるFat Ramenとアンナ通りにあるNood RamenについてのHSの批評でした。興味のある人は覗いてみてください。


今回は「その3」ということで、11月20日付けのHSのサイトにアップされた記事からTokumaruという店の紹介です。


この店はFirdonkatu 2 B のMarket Zooの1階にあります。パシラ駅の近くで、中心部からは離れていますが、トラムの停留所もありますので1日券を持っていればショッピングのついでに行ってみてもよいかもしれません。
営業時間は、月~木が11時~20時、金・土が11時~20.30 、日が11時~19時となっています。
予算的は、ラーメンが14.90~16.40ユーロ、丼ものが12.20~15.50ユーロ、餃子(5個)が6.90ユーロとなっています。


Tokumaruと聞くと、日本人は漢字で「徳丸」を思い浮かべますが、HSではこんなふうに表現しています。


Hyvien asioiden kiertoa tarkoittavan Tokumarun ruokatyyli juontaa Sapporon seudulle. Ravintolaketjun omistaja Daigo Takagi on sieltä kotoisin, mutta asuu nykyään Virossa. Sapporon ruokakulttuurin tyypillistä antia ovat tuhdit misoliemet ja porsasruuat.
良いこと(徳?)のサークル(丸?)を意味するTokumaruの料理のスタイルは札幌地域に源を発している。そのチェーン店のオーナーであるタカギ・ダイゴ氏はそこの出身であるが、今はエストニアに住んでいる。札幌の食文化の典型的な提供物はこってりした味噌味のスープと豚肉料理である。


この店はエストニアに5店舗展開していますが、このたびフィンランドへ進出ということだそうです。


さて、HSの記者はラーメンと餃子を注文します。
Suomenlahden eteläpuolelta tuodut nyytit on täytetty pinaatilla ja katkaravuilla. Gyozat ovat maukkaita, etenkin kun päälle lisää kipakkaa kastiketta, mutta valurautagrillin paistorapeutta olisin kaivannut enemmän.
フィンランド湾の南側からもたらされた包み(餃子)はホウレンソウとエビで満たされている。餃子は美味しい、特にてっぺんに辛いソースをかけるたときに。しかし、鋳鉄製のグリルのカリカリに焼いた感じがもっとあっても良かった。


Soijapohjaisen ramenkeiton rakenne on kelvollinen. Porsas on mureaa ja käsintehdyt nuudelit sopivan ponteviksi keitettyjä. Merilevästä, kevätsipulista ja kananmunasta huolimatta vaikutelma on turhan tavanomainen ja pikaruokamainen, mitä ramen toki luonteeltaan onkin.
醬油ベースのラーメンスープはうまくつくられている。豚肉(チャーシュー?)は柔らかく、手作りの麺は硬めにゆでられている。海藻、ネギ、鶏卵があるにもかかわらず、印象はあまりにも平凡でありファストフード的である。どんなラーメンも、もともとそうであるように。


記者は"ponteviksi<ponteva"という語で麺のどんな状態を表現したかったのでしょうか?硬め、コシがある、歯ごたえがある…


12 tuntia keitetyssä liemessä on kuulemma tuhdisti valkosipulia ja inkivääriä, mikä ei kuitenkaan puske läpi.
12時間煮込んだスープにはニンニクとショウガがかなり入っているそうだ。しかしながらどれも強く押し通していない(動詞"puske< p=""><>


ということで、ラーメンと餃子については好評だったようです。しかし、記者は価格について苦言を述べています。この店のテークアウト的なサービスを考慮するとラーメンが15ユーロ以上するというのは高すぎる。10ユーロが適正価格だと言うのです。


記事を読んだ限りの私個人の感想ですが、何か近くに観光や買い物があれば別ですが、わざわざパシラまでラーメンを食べに行かなくても…と思いました。「その1・2」で紹介したように、市中心部でもラーメンを食べることができますから。


なお、この店は現金払いができません。ビールもありません。ご注意を!

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