Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

区切り方を間違えると…

今回は軽くいきましょう。
HSのウェブサイトでは漫画も見ることができます。そのひとつがFingerporiで、そのような名前の、おそらくフィンランドをモデルにしていると思われる仮想の国での話です。


初めは会話表現の教材になるかと思ってチェックしはじめたのですが、なかなか難しいものもあり、単語を調べてなんとか日本語にしてみても、「漫画としての面白さ」がわからないものも多いです。


Wordpressのブログでは、Fingerporiをネタにした投稿をしてきましたので、このブログでも引き継ぎたいと思います。


今回は11月29日付けのFingerporiからです。


Heimoの同僚でしょうか、Heimoに足が腫れていると言います。
それを受けて2コマ目、Heimoが同僚にこうアドバイスします。
Se helpottaa, kun nukkuu pakastimessa jäähdytetty pyyhe jalan ympärillä!


この文、話すときはおそらくこのように区切ると思います。
Se helpottaa, kun nukkuu ‖ pakastimessa jäähdytetty pyyhe ‖ jalan ympärillä!
フリーザーで凍らせたタオルを足に巻いて寝ると和らぐよ。
pakstimessa以下は付帯状況を表しています。


ところが、Heimoのアドバイスを聞いた同僚は、フリーザーに入って寝てしまいます。Heimoのアドバイスをこう聞いたのでしょう。
Se helpottaa, kun nukkuu pakastimessa ‖ jäähdytetty pyyhe jalan ympärillä!
これが「落ち」になります。


台詞が文字で書いてあることによって、このように2通りの解釈が可能になるのでしょう。区切り方を間違えるととんでもないことになるという例でした。

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