Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

HSの記者が推す最高の魚料理(その1)

今回は魚料理を提供するレストランの記事を読んでみます。


そのレストランの名前は"Boulevard Bar & Seafood"、その名の通りBulevardi沿いににあります。


地図によれば、南エスプラナーディの西の端でマンネルヘイム通りを渡ってブールバード通りに入り、1ブロック行かないうちに見つかるようです。


また、記事にもでてきますが、"Vanha kirkko"の近くにあります。


営業時間は、ランチが火~金の11:30~14:30、ディナーが火~木は15:00~23:00、金は15:00~24:00、土は14:00~24:00となっています。ということは日・月は休みのようです。


予算は、前菜が15~18e、メインが28~49e、デザートが8~28eとなっています。


見出しは
”Tulen muistamaan maun vielä vuosien päästä” – Helsingin uusi kalaravintola on kallis, mutta tarjoaa isoja elämyksiä
「数年後もまだこの味を覚えている」―ヘルシンキの新しい魚料理レストランは高価であるが大きな経験を提供してくれる。


とありますので、値段はさておき料理のほうは期待できそうです。


では、記事本文を読んでみます。記事は長いので2回に分けて紹介します。


JOTKUT ruoka-annokset jäävät niin lähtemättömästi mieleen, että niiden maun muistaa vielä vuosien jälkeen. Tuoreen Boulevard-ravintolan veriappelsiinitaimen on ehdokas sellaiseksi annokseksi.
何らかの料理は消え去ること無く心に刻み込まれるので、その味を数年経ってもまだ覚えている。新しくできたレストラン・ブールバードのブラウントラウト、ブラッドオレンジソースはそのような料理の候補である。


Annos näyttää herkältä, viattomalta ja yksinkertaiselta. Kala ja kastike, ei muuta.
その一品は柔らかく、ピュアで、シンプルのように見える。魚とソース、それだけ。


Valkoisen lautasen keskelle on aseteltu pala kainosti punertavaa taimenta, Myrskylässä kasvatettua. Sitä ympäröi beurre blanc, voikastike, jonka pintaan on ropissut ruohosipulikuuro. Siellä täällä pilkistää oranssinpunaisia pilkkuja, jotka ovat peräisin veriappelsiinista.
白い皿の中央にひとかたまりの、はにかんだように赤くなっているブラウントラウトが置かれている。ミュルスキュラ(ウーシマー地方にある自治体)で養殖されたものだ。そのまわりにあるのはブール・ブランというバターソースで、その表面にはチャイブのシャワーがぱらぱらと振りかけられている。所々にオレンジ色がかった赤い色の点が見える。その正体はブラッドオレンジである。


Taimen on kevyesti haudutettu ja niin pehmeää, että se lohkeaa melkein henkäyksestä. Se on sisältä juuri sopivan kosteaa ja mehevää.
ブラウントラウトは軽く煮込まれており、まるで息を吹きかけると崩れるくらい柔らかい。その中はちょうど良くウェットでジューシーである。


Ja kastike on samanaikaisesti täyteläinen mutta raikas ja täynnä lohtua.
同時に、ソースは濃厚であるが、さわやかで安らぎで満ちている。


Se tuo mieleen kevään, vaikka ravintolan ikkunasta näkyy lumituiskun kurittama Ruttopuisto.
それは心に春をもたらす。たとえ吹雪が痛めつけるバンハ・キルッコ公園がそのレストランの窓から見えていても。


Annos on yksi parhaista kala-annoksista, joita olen koskaan suomalaisessa ravintolassa syönyt.
この一品は、私がこれまでフィンランドのレストランで食べた最高の魚料理のうちのひとつである。


今回はここまでにします。


記者がイチ推しするブラウントラウトの料理、画像がありますので、ぜひHSのサイトから記事にアクセスしてみてください。


代わりに2016年8月のフィンランド旅行で食べた魚料理の写真を載せます。

ヘルシンキ中央駅近くのレストラン"VLTAVA"で食べたサーモンで、軽く燻製にしてあり、その香りが心地よかったことを覚えています。

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