Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

ベリーを1リットル買ったのに、実際は少なかった(その2)

前回の続きを読みます。


Tapaninkylän Alepan edessä marjamyynnistä vastaa KV-Marja oy. Yrityksen omistaja Ville Öhman kertoo, ettei heidän kojuillaan luvata täysiä marjalitroja. Marjoja myydään rasioina, joiden vetoisuus on noin litra. Ne jätetään hieman vajaiksi, jotta ne näyttäisivät houkuttelevammilta.
タパニンキュラのアレパの前で、ベリーの販売について請け負っているのはKV-ベリー社である。その会社のオーナーであるヴィッレ・エヘマンさんは「私どもの出店では、完全に正しいリットル数が約束されていない」と述べている。ベリーはパックに入って売られている。その内容量はおおよそのリットル数である。それらは魅力的に見えるように、やや不足気味になっている。


”Kyseessä on ulkonäkökysymys. Ihan täysi rasia ei ole myyvän näköinen”, Öhman sanoo.
エヘマンさんは「それは外見上の問題である。満杯になったパックは売れるように見えない」と言っている。


「パックには1リットル入りと書いてあるが、満杯にすると見栄えが悪いので、少なめにしている。」もし、日本だったらこの発言は消費者問題に発展するでしょう。これは明らかに消費者を欺いています。これには驚きました。


記事に戻ります。


KULUTTAJALIITOLLE ei ole tullut viime vuosina palautetta vastaavanlaisista tilanteista, kertoo viestintäpäällikkö Paula Pessi. Tilannetta koskee kuitenkin sama ohjeistus kuin mitä tahansa ostosta. Jos on selkeästi luvattu litraa ja siitä puuttuu osa, tuotteessa on virhe.
ここ数年、フィンランド消費者同盟には類似の問題について意見は届いていない。広報部長のパウラ・ペッシさんはこう述べている。しかしながら、どんな買い物でも同じ指導がその状況に適用される。もし、リットル数がはっきりと約束され、そこから一部が欠けているとしたら、その製品は不良品である。


”Jos vajausta on näinkin paljon kuin muutama desilitra, tuote ei ole vastannut sitä mitä kuluttaja on voinut odottaa”, Pessi sanoo.
ペッシさんは、「もし、不足が数デシリットルくらいの量なら、その製品は消費者が期待したことに答えていない。」と言っている。


Kojut kauppojen edessä rinnastuvat torikauppaan. Pessi kertoo, että torikauppaan liittyy paljon perinteitä, ja torilla on vapaus myydä tilavuuden mukaan mitattavia tuotteita. Ensin täytyy varmistaa, että käytettävä lieriö- tai kappamitta on mittauslaitelain mukainen ja tarkastuslaitoksen hyväksymä.
店舗の前にある出店は市場の露店と同等である。ペッシさんは、「市場の露店に多く関係するのは伝統であり、市場には容量に従って計量するような製品を販売する自由がある。まず最初に、使用されるマスやはかりが計量器法に従っており、検査機関が承認したものであるかを確かめなければならない。」と述べている。


Tilavuudella mittaaminen on kuitenkin epävarmaa, ja kuluttajan kannattaa varautua pieneen epätarkkuuteen ja vaihteluun. Desilitrojen erot kuitenkin ylittävät virhemarginaalin.
容量においては、しかしながら測ることは正確でなく、消費者は少々の不正確さと増減を許容しなければならない。しかしながら、デシリットルの違いは誤差の範囲を超えている。


Pessi suosittelee tekemään virheellisestä tuotteesta reklamaation suoraan myyjälle.
ペッシさんは、不正確な製品については販売員に直接クレームをつけることを勧めている。


Juuri niin Lindberg tekikin. Hän kävi Jakomäen K-Supermarketin edessä olevalla kojulla uudestaan perjantaina, ja kertoo saaneensa sillä kertaa jopa reilun litran verran marjoja.
リンドベルグさんもその通りにした。彼女は金曜日にもう一度ヤコマキのK-スーパーマーケットの前にある露店に行き、その時にまさしく正確に1リットルの量のベリーを手に入れたと話している。


Kuluttajaliitto on joskus kehottanut torimyyjiä tarjoamaan asiakkaille myös kilohinnalla mittaamisen mahdollisuuden.
消費者同盟はしばしば市場の販売員に対し、客にキログラムあたりの値段で測る機会を提供するように忠告している。


”Ollaan nähty, että kilohinta olisi hyvä lisä kuluttajalle, jos haluaa olla aivan varma”, Pessi sanoo.
ペッシさんは「キログラムあたりの値段は、もしかなりの正確性を望むのであれば、消費者に対して良い補足となると理解した」と言っている。


記事は以上です。


ペッシさんがおっしゃるように、ベリーの計量は容量よりも重量がベターだと思います。前回の私の買い物では、イチゴの場合は粒が大きいので、マスにすり切りにすると、粒の間の隙間のため実質は半リットルに満たないことになるでしょう。売っている人は、それを考慮して山盛りにしたと思われます。また、山盛りにすることでお得感を出し、買い手を満足させる意味もあったでしょう。


付け加えますが、フィンランドのスーパーの、野菜や果物を自分で重量をはかって買うシステムには感動しました。私もバナナを2本だけ取り、重さをはかって、はかりから出てくるシールをバナナに貼って、買い物かごに入れました。1個いくらのばら売りでは、大きさや重さのバラツキが問題になりますが、このシステムにより見事に解消されています。


この記事の事例は稀なものであり、多くは正確に量ってあると思います。

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