Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

朝6時からクロワッサンが食べられるカフェ(その1)

久しぶりに新しくオープンした飲食店に関する記事を読んでみました。


9月19日付けのHSのサイトに取り上げられたカフェは、カタヤノッカ地区のSatamakatu(サタマ通り、直訳すると「港通り」) 5にオープンしたLe Paris(こちらはフランス語風に「ル・パリ」と読んでおきます)というカフェです。


月曜~金曜は6時~20時と朝早くから開店しています。土・日の開店時間は8時30分~16時と短くなります。


メニューの一例は、クロワッサン3.20e、エクレア6e、コーヒー2.50e、ラテ4.20eとなっています。


まず見出しです。
”Aamu­virkun unelma” – Helsingin uusin ranskalais­kahvila avaa ovensa jo aamukuudelta
「早起きの人の夢」―ヘルシンキの新しいフランス風のカフェが朝6時にすでにオープンしている。


では、記事本文を読みます。記事が長いので2回に分けます。今回紹介する前半の部分は、ヘルシンキにおけるフランス風のカフェの歴史?が述べられています。


MACARONSEISTA se alkoi, ranskalaisten leivonnaisten uusi nousukausi. Henkäyksenkeveät mantelikeksit ihastuttivat katsojia vuonna 2006 ilmestyneessä Marie Antoinette -elokuvassa. Pian ne ilmestyivät television kokkikilpailuihin vaikeana haastetehtävänä, sitten Stockmannin samppanjabaarin tiskiin ja lopulta kauppojen pakastealtaisiin.
フランスの焼き菓子の新しいブームがマカロンから始まった。軽いアーモンドクッキーが2006年に封切られた映画「マリー・アントワネット」で観客を喜ばせた。それは、まもなくテレビの料理人のコンテストに難しい課題として登場した。それから、ストックマンのシャンパンバーのカウンターに、ついには店々のフリーザーに現れた。


Seuraavana vuorossa olivat mantelicroissantit, joita ranskalaiset kahvilat alkujaan valmistivat hävikiksi jääneistä voisarvista. Niistä tuli Helsingissä jo viitisen vuotta sitten niin suosittuja, että osa kahviloista ja leipomoista ryhtyi valmistamaan mantelisarvet suoraan tuoreesta taikinasta. Silti ne usein loppuivat kesken.
次はアーモンドクロワッサンの順番になった。最初にフランスのカフェが廃棄するために残されたクロワッサンからつくったものである。ヘルシンキではおよそ5年後にすでに人気が出たので、一部のカフェやベーカリーが新しい生地から直接アーモンドクロワッサンをつくりはじめた。それでも、しばしば売り切れた。 


Suosionpurskahdukset kertovat laajemmasta ilmiöstä: ranskalaiset tuulet puhaltavat vahvasti pääkaupunkiseudun ravintola- ja erityisesti kahvilakentällä. Helsinkiin on viime vuosina avautunut monta ranskalaista kahvilaa: Chez Janet, Enchanté Café, Le Jardin, Le Grenier… Mutta mistään uudesta muodista niissä ei ole kyse, pikemminkin paluusta juurille.
爆発的な人気は広範囲にわたるこんな現象を説明している:首都地域の飲食店や特にカフェでフランスの風が強く吹いている。ヘルシンキにここ数年オープンしたのは、たくさんのフランス風のカフェである:Chez Janet(シェ・ジャン), Enchanté Café(アンシャンテ・カフェ), Le Jardin(ル・ジャルダン), Le Grenier(ル・グルニエ)等々。しかし、それらには何か新しい流行ではなく、むしろ根本への回帰が重要である。


HELSINGIN vanhimmat kahvilat ovat 1800-luvun puolella aloittaneet Cafe Ekberg sekä Kluuvikadun Fazer. Molempien perustajat olivat hakeneet oppinsa Pietarista, jossa nojattiin ranskalaisiin konditoriaperinteisiin. Karl Fazer kävi opintomatkalla myös Pariisissa.
ヘルシンキで最も古いカフェは1800年代の中頃に始めたCafe Ekberg(カフェ・エクベリ)とクルーヴィ通りのファッツェルである。どちらの創業者も、フランスのケーキ屋の伝統に寄りかかっていたサンクトペテルブルクから教えを持ち帰っていた。カール・ファッツェルはパリにも研修に行った。


今回はここまでにします。


ヘルシンキで最も古いカフェとして、カフェ・エクベリとファッツェルが述べられています。ファッツェルには行ったことがありますが、エクベリには行ったことがありません。いつか旅行ができたら、今度はエクベリでコーヒータイムができたら…と考えています。


さて、次回は本題のLe Parisの紹介となります。

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