Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

ドキュメント3.5時間~ヘルシンキのアイスクリーム・キオスクにて(その1)

(photoACより)


ヘルシンキの南にあるEiranranta(エイラ海岸)。


6月最初の土曜日、太陽が照り付けている。


ここに開店した14種類のアイスを売っているアイスクリーム・キオスクで、14種類のアイスクリームがひとおおり売れるまで取材した。


と、某放送局の番組ふうにしてみましたが、これは10日付のHSのサイトで見つけた


Kun jäätelökioski aukeaa lauantaiaamuna, ensimmäinen valinta on appelsiini ja toinen suklaa, mutta mikä maku otetaan viimeisenä?
土曜日の朝(6月3日?)、アイスクリーム・キオスクが開店すると、最初の客が選んだのはオレンジで、2人目はチョコレートである。では、最後に求められたのはどんな味でしょう?


という見出しの記事です。HSの記者のインタビューに答えた人たちのアイスクリームに対する想いや人生模様を読むことができ、面白いと思いましたので、今回と次回の2回に分けて紹介します。


9時59分
Jäätelökioski Helsingin Eiranrannassa aukeaa. Aurinko paistaa.
ヘルシンキのエイラ海岸にあるアイスクリーム・キオスクが開店する。太陽が照りつけている。


10時00分 最初のお客がやってくる。
Hanne Dahlgren valitsee appelsiinin.
”Vietämme muutaman kerran vuodessa Stadi-viikonloppua veljeni lapsien Oliverin ja Emilian kanssa. He tulevat Kirkkonummelta Helsinkiin, ja teemme jotain spesiaalia. Eilen kävimme katsomassa rautatieaseman Käärijä-patsaita, ja jäätelöltä menemme leffateatteriin. Minulla ei ole omia lapsia, joten on kiva viettää aikaa heidän kanssaan.”
ハネ・ダハルグレンさんはオレンジを選ぶ。
「私たちは年に何回もヘルシンキの週末を兄弟の子供のオリベリとエミィアと一緒に過ごしている。彼らはキルッコヌンミからヘルシンキに来て、何か特別なことをするのだ。昨日は歩いて駅のカーリヤ像を見に行った。そして、(これから)アイスクリームを食べてから映画館に行く。私には子供がいない。それで彼らと一緒に時間を過ごすのは楽しい。」
※Käärijä-patsasについて、Iltalehtiの記事によれば、中央駅の石の男(Kivimies)が緑色のボレロ(襟がなく前開きで、着丈の短いジャケット)を着せられている。それはフィンランドの代表的なポップスターであるKäärijäからインスピレーションを得たそうだ。


Oliver Dahlgrenin valinta on suklaa.
”Valitsin suklaajäätelön, koska se on niin hyvää. Yleensä otan suklaata tai tummaa suklaata.”
オリヴァー・ダールグレンさんが選んだのはチョコレート
「とてもおいしいのでチョコレートアイスクリームを選んだ。ふつうはチョコレートかブラックチョコレートを求める。」


Emilia Dahlgren, 11, ottaa puolestaan minttu­suklaan.
”Valitsin suklaajäätelön, koska se on niin hyvää. Yleensä otan suklaata tai tummaa suklaata.”
次いで、エミリア・ダールグレンさん(11歳)はチョコミントを選ぶ。
「とてもおいしいのでチョコレートアイスクリームを選んだ。ふつうはチョコレートかブラックチョコレートを求める。」 
※姓が同じなので兄妹か姉弟なのでしょう。二人の発言が同じですが、元の記事も同じになっています。


10時08分
Jari Sarkola pyytää sitruunan.
”Sitruunajäätelö maistuu sopivan kirpeältä mutta ei liian. Ei ole väkevä vaan pehmeän makuinen. Tässä on pientä sitruunan hapokkuutta. 3,5-vuotias poikani Eliel halusi suklaata. Hänen mielestään jäätelö on herkullista ja kylmää.”
ヤリ・サルコアさんはレモンを求める。
「レモンアイスクリームはほどよく酸っぱく、酸っぱ過ぎない。濃厚でなくソフトな味である。このアイスには少しレモンの酸っぱさがある。3歳半の息子のエリエルはチョコレートを欲しがった。息子はアイスクリームは冷たくておいしいと言っている。」


10時22分
Ensimmäinen jäätelömaku eli appelsiini loppuu.
最初のアイスクリームフレーバーであるオレンジが売り切れる。


10時29分
Jani Ratilaisen, 9, valinta on mansikka.
”Mummi ja vaari tuovat aina jäätelölle. He hemmottelevat minua ja veljeäni. Jäätelöä ei voi koskaan syödä liikaa.”
ヤニ・ラティライネンさん(9歳)はストロベリーを選ぶ。
「おばあさんとおじいさんがいつもアイスクリーム・キオスクに連れてってくれる。ふたりは私と兄弟に優しくしてくれる(甘やかす)。アイスクリームを食べ過ぎることはできない。」


10時36分
Ella Joensuu, 10, haluaa päärynän.
”Kun olimme viimeksi menossa jäätelölle kavereideni kanssa, kioskille oli tosi pitkä jono. Jonotimme vaikka kuinka kauan, ja sitten kassalla huomasimme, että olisi pitänyt maksaa kortilla. Meillä oli vain käteistä. Silloin jäätelö jäi saamatta, ja se harmitti. Tällä kerralla tiesin heti, millaista jäätelöä halusin. Mukana aamu kävelyllä ovat äiti ja Sissi-koiranpentu. Eilen Sissi nappasi pizzapalan puistossa.”
エッラ・ヨエンスーさん(10歳)は梨味を望む。
「私たちがこの前友達と一緒にアイスクリーム・キオスクに行こうとしていると、とても長い行列がスタンドへと伸びていた。私たちはどんなに長くても列に並び、あとでレジでカードで払わなければならないことに気づいた。私たちは現金しか持っていなかった。そのときはアイスクリームは買えないままだったので、いらいらした。今回、どんなアイスクリームがほしいかすぐにわかった。朝、おかあさんと子犬のシッシと一緒に散歩している。昨日、シッシは公園でピザに食いついた。」


10時40分
Joonatan Gergov Nykänen, 3, luottaa perusmakuun ja ottaa vaniljan.
”Sanoin jes, kun kuulin, että saan jäätelön!”
ヨーナタン・ゲルゴフ・ヌカネンちゃん(3歳)は基本の味を信じ、バニラを選ぶ。
「アイスクリームを食べると聞いて、イエスといった。」


ここまでで、14種類のうち7種類が売れました。


後半ではフィンランドらしい味のアイスクリームが登場します。


つづく…

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