Suomiな気分で!

日本に居ながらフィンランド気分が味わえる(本人がですが…)ブログをめざします

「フィンエアーの味」を試食する(その1)

今回はフィンエアーの機内食の話題です。

写真は2013年に撮影したものです。マリメッコのラッピングが懐かしい…


日本でも航空ニュースを扱うメディアで報じられましたが、フィンエアーは、先月からヴァンター空港近くの大型ショッピングモール内のスーパーで、「Taste of Finnair(フィンエアーの味)」というパックされた調理済み食品を売り出しています。
今回の投稿では、HSの記者がこれを試食した記事を読んで見ます。記事は長いので、何回かに分け、しかも一部は要約にします。


記事がアップされたのは10月30日、見出しは
Testasimme Finnairin lentokoneateriat, joita saa nyt ruokakaupasta – pakkaus johti epäreilusti harhaan, mutta sisältö oli iloinen yllätys
でした。
"―"の前までは簡単で、「私たちは、今食料品店で手に入るフィンエアーの機内食を試食した。」となります。その後は辞書どおりの意味では「パッケージは不公平に錯覚へと導いた。しかし、中身はうれしいサプライズだった。」と、なり意味不明の印象を受けますが、記事を読んで見ると記者は「パッケージの外観から受ける印象と異なり、なかなか完成度の高い料理である」と言いたいような印象です。


さて、記事を読んでいきましょう。


FINNAIR toi lokakuussa myyntiin Taste of Finnair -valmisruuat, joita saa toistaiseksi ainoastaan Vantaan Tammiston K-Citymarketista.
フィンエアーは10月、「フィンエアーの味」という調理済み食品を売り出した。それらは当分の間ヴァンター市のタンミストのK-シティーマーケットのみで手に入る。
※タンミスト、グーグルマップを見ると、ヴァンター空港の近くで郊外の大ショッピング街みたいです。


Finnairin viestintäpäällikkö Krista Aalto kertoo, että neuvottelut myyntipaikkojen lisäämisestä ovat käynnissä, sillä valmisruuat ovat herättäneet todella paljon kiinnostusta.
フィンエアーの広報部長であるクリスタ・アアルトさんは「販売箇所を増やすことについての交渉をしている。なぜならその調理済み食品は、ほんとうにたくさんの関心を呼び起こしたからだ。」と述べた。


”Avajaisviikonloppuna myytiin 1600 annosta, ne loppuivat useampana päivänä kesken. Kauppiaalta on tullut terveisiä, että valmisruuat ovat nousseet myydyimpien tuotteiden joukkoon, ja eurovolyymillisesti ne ovat jopa kurkkua suositumpia”, sanoo Aalto.
アアルトさんは語る、「販売開始の週末には1600人分が売れた。それらは数日間は不完全に終わったのだが…。店主からは「その調理済み食品はより売れる製品のグループにのし上がった。そしてそれらはeurovolume的にはピクルスよりさらに人気がある」というあいさつがあった。」
※eurovolyymillisesti…eurovolumeというインスタグラムのことでしょうか…意味不明。


Valmisruoka-aterioiden pääruokavaihtoehtoja on kaksi, suomalaistyyppinen ja japanilaistyyppinen, ja valikoima vaihtuu parin viikon välein.
その調理済み食品のメイン料理の選択肢は2つで、フィンランドタイプと日本タイプである。そして品揃えは2週間おきに替えられる。


Nyt myynnissä on poropyöryköitä mustaherukkahillon kanssa sekä porsaanlapaa ja dashi-kastiketta.
今(10月30日現在)販売されているのは、トナカイのミートボール、クロスグリのジャム添えか、あるいは豚の肩肉とダシ-ソースである。


Annokset eivät ole suoraan lentokoneiden ruokalistoilta.
献立は飛行機のメニューそのままではない。
※料理関係の記事では"annokset


”Meillä on hyvää japanilaista ja suomalaista kokkiosaamista, ja annokset on suunniteltu maan päällä nautittavaksi. Muun muassa suolaa ja umamimaustetta on vähennetty, sillä lentokoneessa makuaisti on hieman turtunut”, sanoo Aalto.
「私たちはすばらしい日本とフィンランドのコックのノウハウを持っている。そして献立は地上で楽しめるようデザインされている。とりわけ、塩と旨味調味料は減らされている。というのは、飛行機では味覚は少し麻痺してしまうからだ。」アアルトさんはこう語る。


Taste of Finnair -valmisruoka-annokset maksavat 11,90 euroa kappaleelta, liki ravintolalounaan verran, joten ne ovat siis selvästi kalliimpia kuin suurin osa valmisruuista.
「フィンエアーの味」という一人分の調理済み食品は1食分が11.90ユーロ、ほぼレストランのランチくらいである。したがって、それらは明らかに大部分の調理済み食品よりも高い。 


今回はここまでにします。
なお、日本のメディアの報道によれば、販売されているのはビジネスクラスの機内食だそうです。
次回は2つのメニューのうち、トナカイのミートボールを試食した印象について読む予定です。

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